平成28年度 済生会川口総合病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,359 168 351 639 756 1,034 2,114 3,009 1,707 204
 平成28年度中に当院を退院された患者さん(*)の年齢を10歳刻みで集計しました。退院患者さんの年齢構成を調べると、その病院の特徴がある程度分かります。
 当院は地域医療支援病院となっており、幅広い年齢層の患者さんにご利用いただいてます。また地域がん診療連携拠点病院となっており、がん診療を中心とした医療を行っていることから、60代以上の患者さんが多い傾向にあります。一方で地域周産期母子医療センターとなっており、周産期医療に力を入れているため、新生児・乳幼児の患者さんも比較的多くいらっしゃいます。
 *…DPC(疾患と手術処置等の組み合わせによる診断群分類)の対象となった患者さんを集計。特に問題のない出産などDPC対象とならない期間がある患者さんは含まれていません。また年齢は入院された時点で集計しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄 腰部 脊椎固定術 後方椎体固定等 手術・処置等2なし 220 20.0 22.5 6.0% 69.1
070350xx97xxxx 椎間板ヘルニア その他の手術 椎間板摘出等 155 12.5 17.1 3.0% 48.6
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄 腰部 その他の手術 椎弓形成等 手術・処置等2なし 106 15.1 18.0 3.0% 68.2
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 76 3.3 5.5 0.0% 55.4
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄 腰部 手術なし 脊髄腔造影剤使用加算あり 71 2.2 3.1 0.0% 67.0
 整形外科では、専門性を高めるため特に脊椎・脊髄の病気やケガ、上肢(肩から指先まで)の病気やケガに絞って診療を行っています。
 こちらは整形外科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。腰部脊柱管狭窄症や腰椎変性すべり症に対して椎体を後方や前方などから固定する手術(後方椎体間固定術など)を受けられた患者さん、椎間板ヘルニアの手術を受けられた患者さん、腰部脊柱管狭窄症に対して脊椎の椎弓を切除や形成し圧迫されていた脊髄を除圧する手術(椎弓切除術など)を受けられた患者さんが、非常に多く入院されています。また前腕の骨折に対する観血的な手術、腰部脊柱管狭窄症などに対し脊髄腔を造影しながらCTを撮影し精査する検査を受けられた患者さんも多く入院されています。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管のがん その他の手術あり 手術・処置等2なし 59 12.1 11.7 2.0% 72.8
060340xx03x00x 胆管結石、胆管炎 内視鏡的乳頭切開術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 58 11.8 11.1 5.0% 72.4
060020xx04x0xx 胃がん 内視鏡的粘膜下層剥離術等 手術・処置等2なし 45 8.6 9.0 0.0% 73.8
060102xx99xxxx 憩室性疾患 手術なし 43 9.0 7.9 2.0% 66.1
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症 手術なし 手術・処置等1および2なし 副傷病なし 36 8.6 7.4 0.0% 70.2
 消化器内科では、1:C型とB型慢性肝炎、肝硬変の抗ウイルス療法(肝硬変、肝がんの予防のために)、2:肝がんの内科的治療(ラジオ波焼灼術、エタノール注入療法、肝動脈、塞栓術、抗がん剤治療など)、3:食道、胃や大腸の早期がんに対する内視鏡的粘膜切除術、内視鏡的粘膜下層剥離術(内視鏡でがんを切除する方法)、4:消化器がんの抗がん剤治療に、力を入れています。
 こちらは消化器内科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。肝細胞がんに栄養を送っている動脈へ抗がん剤を注入しかつ塞栓する手術(経動脈性化学塞栓術)を受けられた患者さん、総胆管結石性胆管炎・総胆管結石症で内視鏡的手術を受けられた患者さん、早期胃がんに対して内視鏡的粘膜下層剥離術を受けられた患者さん、大腸憩室出血・大腸憩室炎の患者さん、逆流性食道炎・マロリ・ワイス症候群・消化管出血などの患者さんが、多く入院されています。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060150xx03xxxx 虫垂炎 腹腔鏡下虫垂切除術等 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 65 5.1 5.6 0.0% 31.9
060035xx01000x 結腸がん 結腸の全切除、亜全切除等 手術・処置等1および2なし 副傷病なし 54 16.3 15.9 0.0% 70.9
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1および2なし 副傷病なし 52 6.3 7.6 0.0% 58.6
060020xx02x0xx 胃がん 腹腔鏡下胃切除術等 手術・処置等2なし 32 17.0 17.6 3.0% 68.4
060210xx9910xx 腸閉塞 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 30 13.7 13.8 0.0% 76.2
 外科では、成人の消化器・乳腺・一般外科領域の疾患を診療しています。具体的には食道・胃・小腸・大腸の良性疾患(胃潰瘍、胃ポリープなど)、悪性疾患(胃がん、大腸がんなど)、および肝・胆道・膵疾患(胆石症、肝がん、胆道がん、膵がんなど)、さらに乳がん・ヘルニア・虫垂炎・痔核・痔瘻などです。
 こちらは外科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。虫垂炎のため腹腔鏡下や開腹下に虫垂切除術を受けられた患者さん、結腸がんに対して腹腔鏡下や開腹下に結腸切除術を受けられた患者さん、胆石性胆のう炎や胆のうポリープなどのため腹腔鏡下に胆のう摘出術を受けられた患者さん、胃がんに対して腹腔鏡下や開腹下に胃切除術を受けられた患者さん、術後の腸閉塞などのために特別な処置(イレウスチューブ挿入)が必要とされた患者さんが、多く入院されています。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 選択的帝王切開術等 142 8.0 9.9 0.0% 33.6
120260xx01xxxx 分娩の異常 緊急帝王切開術等 67 8.2 9.8 0.0% 32.7
120010xx99x50x 卵巣がん 手術なし 手術・処置等2の5あり 副傷病なし 51 4.9 4.9 0.0% 61.1
120170xx99x0xx 切迫早産 手術なし 手術・処置等2なし 40 26.8 20.8 22.0% 31.5
120060xx01xxxx 子宮筋腫 子宮全摘術等 35 9.9 10.0 0.0% 44.1
 産婦人科では、1:周産期領域(妊娠分娩管理、妊娠合併症など)、2:生殖医学領域(不妊症、不育症、思春期、更年期など)、3:婦人科疾患(良性・悪性腫瘍、子宮内膜症、感染症など)を診療しています。
 こちらは産婦人科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。当院は地域周産期母子医療センターでもあり、帝王切開を必要とする分娩(前回が帝王切開の分娩・お腹の中の赤ちゃんが骨盤位(逆児)など)の患者さん、分娩が何らかの原因で進まずに緊急帝王切開となった患者さん、卵巣がんの抗がん剤療法を受けられた患者さん、切迫早産のため管理入院となった患者さん、手術による子宮筋腫の摘出術を受けられた患者さんが、多く入院されています。
 *特に問題のない通常分娩は、基データとなったDPC制度の対象外となり、今回の集計には含まれていません。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重関連障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 176 5.5 6.2 2.0% 0.0
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎 副傷病なし 141 5.9 6.0 1.0% 0.9
0400801199x00x 肺炎等(1歳~14歳) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 99 6.1 5.8 1.0% 3.6
150010xxxxx0xx 胃腸炎など 手術・処置等2なし 82 5.1 5.5 1.0% 4.0
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし 79 6.3 6.1 0.0% 1.9
 小児科では、出生直後の新生児からおおむね中学生くらいまでの患者さんにおこる急性疾患や慢性疾患の急性期の疾患を主に診療しています。
 こちらは小児科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。新生児黄疸や新生児一過性多呼吸などで生まれて間もなく管理が必要となった患者さん、急性気管支炎、急性細気管支炎、肺炎などの呼吸器疾患(インフルエンザやウイルス性肺炎を除く)の患者さん、感染性の胃腸炎の患者さん、インフルエンザやウイルス性肺炎(RSウイルス・ヒトメタニューモウイルスなど)の患者さんが、多く入院されています。また当院は地域周産期母子医療センターでもあるため、集中管理が必要な通常より低い体重で産まれた新生児の患者さんも、多く入院されています。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(発症3日目以内・JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし、2の4あり 副傷病なし 発症前RankinScale0、1又は2 97 17.4 16.5 21.0% 67.4
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 61 9.4 9.9 7.0% 76.4
010040x099x00x 脳内出血(非外傷性・硬膜下血腫除く・JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 51 21.3 19.4 35.0% 68.1
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 32 9.1 7.5 22.0% 69.8
010040x199x00x 脳内出血(非外傷性・硬膜下血腫除く・JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 24 29.9 22.1 62.0% 71.8
 脳神経外科では、脳出血や脳梗塞(脳血栓)、クモ膜下出血(脳動脈瘤の破裂)、未破裂脳動脈瘤、頚動脈狭窄症、原発性や転移性の脳腫瘍、頭部外傷(頭や顔のケガ)、てんかん(ケイレン)、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、先天性水頭症などの病気を診療しています。そのため救急車で運ばれてくる患者さんを診ることが多い診療科です。また脳卒中や未破裂脳動脈瘤に対する脳血管内治療にも力を入れています。
 こちらは脳神経外科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。脳梗塞に対して脳保護薬が使用された患者さん、頭蓋・頭蓋内損傷による慢性硬膜下血腫のため血腫を除去する手術(穿孔洗浄術など)を受けられた患者さん、視床や被殻などの脳内出血で入院時に意識が比較的はっきりしていた患者さん、頭蓋・頭蓋内損傷による慢性硬膜下血腫、急性硬膜下血腫、くも膜下出血で管理入院が必要だった患者さん、視床や被殻などの脳内出血で入院時に意識が混濁していた患者さんが、多く入院されています。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 化学療法あり 副傷病なし 57 18.2 12.4 0.0% 68.5
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1および2なし 副傷病なし 24 22.7 14.8 0.0% 72.0
040040xx97x4xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 化学療法あり 19 30.8 25.6 5.0% 73.5
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 16 28.6 19.9 0.0% 77.1
040040xx9908xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 化学療法(ペメトレキセドナトリウム水和物)あり 13 12.8 12.0 0.0% 62.7
 呼吸器内科では、平成29年4月からスタッフの変更があり新たな体制で診療にあたっています。複数の呼吸器内科医が常勤で勤務しており、幅広い呼吸器疾患への対応をしています。近隣の医療機関からも多くの患者さんをご紹介頂いております。
 こちらは呼吸器内科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。肺がんに対する化学療法を受けられた患者さん、肺がんに対する管理入院を受けられた患者さん、肺がんに対する化学療法と手術を受けられた患者さん、間質性肺炎に対する管理入院を受けられた患者さん、肺がんに対してペメトレキセドナトリウム水和物による化学療法を受けられた患者さんが、多く入院されています。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 175 5.6 5.5 1.0% 65.2
050050xx02000x 狭心症 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1および2なし 副傷病なし 114 4.9 4.7 1.0% 70.4
050050xx99100x 狭心症 手術なし 手術・処置等1の1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 93 3.5 3.1 4.0% 66.9
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1および2なし 副傷病なし 66 18.2 18.0 15.0% 80.7
050050xx99200x 狭心症 手術なし 手術・処置等1の2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 46 3.4 3.2 0.0% 70.0
 循環器内科では、狭心症や心筋梗塞などをさまざまな方式で診断し、必要に応じて専門医・認定医がカテーテルにより治療しております。 不整脈治療では、徐脈性不整脈に対するペースメーカー治療に加え、発作性心房細動などの著しい動悸発作、あるいは突然死の原因となる頻拍性不整脈に対しての根治療法である、 カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)を専門医が行っております。
 こちらは循環器内科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。頻拍性不整脈の根治療法である カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)を受けられた患者さん、狭心症や無症候性心筋虚血に対してカテーテルによる血管内治療(経皮的冠動脈形成術)を受けられた患者さん、狭心症や心筋梗塞や無症候性心筋虚血に対して心臓カテーテル検査による診断や治療後のフォローアップを受けられた患者さん、心不全に対する管理入院を受けられた患者さん、狭心症や心筋梗塞や無症候性心筋虚血に対して血管内超音波カテーテルを併用した心臓カテーテル検査による診断や治療後のフォローアップを受けられた患者さんが、多く入院されています。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
糖尿病・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x100 2型糖尿病(多発合併症等なし) 手術なし インスリン注射あり 副傷病なし 85歳未満 74 12.5 14.6 0.0% 63.1
100070xx99x000 2型糖尿病(多発合併症等なし) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 85歳未満 56 9.9 11.5 0.0% 58.9
100071xx99x110 2型糖尿病(多発合併症等あり) 手術なし インスリン注射あり 副傷病あり 85歳未満 45 13.3 16.4 2.0% 67.2
100071xx99x010 2型糖尿病(多発合併症等あり) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病あり 85歳未満 30 11.1 12.9 0.0% 67.7
100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1および2なし 副傷病なし 23 5.2 6.1 0.0% 51.2
 糖尿病・内分泌内科では、糖尿病の教育入院から、血管障害の診断・治療まで一貫して行っております。また甲状腺・下垂体・副腎疾患の診断・治療もしております。
 こちらは糖尿病・内分泌内科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。我が国の成人の糖尿病のほとんどである2型糖尿病に対する教育入院(糖尿病を十分に理解していただき、前向きに治療に専念して頂く為の入院)患者さんが多くいらっしゃいます。その中で多い順から、①糖尿病合併症(腎症・網膜症・神経障害など)が無いまたは1種以下でインスリン注射使用の患者さん、②糖尿病合併症が無いまたは1種以下でインスリン注射を使用していない患者さん、③糖尿病合併症(腎症・網膜症・神経障害など)が2種以上ありインスリン注射使用の患者さん、④糖尿病合併症が2種以上ありインスリン注射を使用していない患者さんとなっています。また、原発性アルドステロン症などの副腎皮質機能亢進症の患者さんも多く入院されています。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎・慢性腎不全など 手術なし 手術・処置等1および2 なし 副傷病なし 96 10.9 12.8 4.0% 67.8
110280xx99010x 慢性腎炎・慢性腎不全など 手術なし 手術・処置等1なし 人工透析あり 副傷病なし 42 13.9 14.8 12.0% 68.2
110280xx02x1xx 慢性腎炎・慢性腎不全など 透析内シャント設置術等 人工透析あり 15 35.1 37.1 13.0% 60.9
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし 14 24.5 22.7 0.0% 59.9
110310xx99xx0x 尿路感染症 手術なし 副傷病なし 14 12.3 12.4 7.0% 67.1
 腎臓内科では、軽度から重度の腎障害まで一貫した診療を行っています。 腎臓病での生活指導や食事療法、血圧管理を行いつつ合併症の予防にこころがけています。また、 病態が重症化した場合には透析療法の導入から維持管理も責任をもって行っています。
 こちらは腎臓内科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。上位3位までは全て慢性腎臓病の患者さんのグループでした。その中でさらに詳しく見ていきますと多い症例から、①透析療法がまだ必要とされなかった患者さん、②透析療法が必要な患者さん、③透析療法が必要でかつ透析導入のための手術(上肢の透析内シャント設置術)を受けられた患者さんの順となります。またネフローゼ症候群で入院された患者さん、急性腎盂腎炎で入院された患者さんも多くいらっしゃいます。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。(主傷病と主手術は除く。)そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱がん 経尿道的膀胱悪性腫瘍手術 手術・処置等1および2なし 102 6.5 7.4 0.0% 74.3
11012xxx020x0x 腎・尿管結石 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1なし 副傷病なし 40 6.8 5.8 0.0% 60.0
110080xx99030x 前立腺がん 手術なし 手術・処置等1なし 化学療法あり 副傷病なし 22 14.0 15.1 0.0% 73.2
110310xx99xx0x 尿路感染症 手術なし 副傷病なし 21 13.0 12.4 10.0% 69.5
110070xx99x20x 膀胱がん 手術なし 化学療法あり 副傷病なし 17 15.4 11.7 6.0% 73.5
 泌尿器科では、 泌尿器科一般の診療を行っておりますが、特にがん、尿路結石、前立腺肥大症を中心に診療をおこなっています。総合的な医療から先進医療まで、地域の皆さんから安心していただける診療体制をめざしており、また地域の中核病院として大病院にはないアットホームで、きめの細やかなケアが提供できるよう心がけております。
 こちらは泌尿器科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。膀胱がんに対して膀胱鏡を使用した経尿道的切除術(TUR-BT)を受けられた患者さん、腎・尿管結石に対してレーザーによる経尿道的尿路結石除去術(TUL)を受けられた患者さん、前立腺がんに対する化学療法を受けられた患者さん、急性腎盂腎炎で入院された患者さん、膀胱がんに対する化学療法を受けられた患者さんが、多く入院されています。
 *前立腺がん診断のために先進医療のMRI/超音波画像下前立腺生検等で入院される患者さんや、腎・尿管結石に対する体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(ESWL)で入院される患者さんも多くいらっしゃいますが、基データとなったDPC制度の対象外となり、今回の集計には含まれていません。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし 片眼 17 6.4 8.3 0.0% 62.2
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 - - 2.9 - -
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 片眼 - - 7.0 - -
180040xx97x0xx 手術・処置等の合併症 その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 15.6 - -
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし - - 2.6 - -
 眼科では、眼科疾患全般に渡り対応できる体制を整えております。その中で特に力を入れているのは①白内障、②網膜・黄斑疾患、③糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症となります。
 こちらは眼科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。糖尿病合併症の1つである糖尿病性増殖性網膜症の患者さんなどが入院されています。
 *眼科では白内障手術で入院される患者さんが非常に多くいらっしゃいますが、基データとなったDPC制度の対象外となり、今回の集計には含まれていません。
 *10症例未満は個人情報保護のため、「-」で表示しています。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030428xxxxxxxx 突発性難聴 50 9.3 9.4 0.0% 62.8
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 42 9.1 8.1 0.0% 24.0
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 33 6.9 5.2 3.0% 59.7
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし 32 8.8 9.6 0.0% 53.1
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 17 5.9 5.5 0.0% 41.1
 耳鼻咽喉科では、以下のさまざまな疾患に関して診療を行っています。鼻疾患(アレルギー性鼻炎・慢性副鼻腔炎等)、 耳疾患(中耳炎・めまい・難聴等)、 頚部疾患(頚部腫瘍・唾液腺疾患・甲状腺疾患等)、 神経疾患(味覚嗅覚障害・顔面神経麻痺等)など。
 こちらは耳鼻咽喉科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。原因不明に突然耳が聞こえなくなる突発性難聴の患者さん、慢性扁桃炎に対する摘出術を受けられた患者さん、前庭機能障害(メニエール病や良性発作性頭位めまい症など)の患者さん、ウイルス感染などにより顔面神経麻痺を起こした患者さん、扁桃周囲膿瘍・急性扁桃炎・急性咽頭喉頭炎の患者さんが、多く入院されています。
血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070520xx97xxxx リンパ節、リンパ管の疾患 手術あり 138 6.6 10.0 0.0% 60.1
110280xx02x00x 慢性腎炎・慢性腎不全など 透析内シャント設置術等 人工透析なし 副傷病なし 60 5.5 8.9 2.0% 72.1
050170xx03000x 四肢の閉塞性動脈疾患 四肢の血管拡張術等 手術・処置等1および2なし 副傷病なし 32 6.2 5.9 6.0% 72.3
050180xx97xxxx 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 28 2.7 3.3 0.0% 68.6
050170xx03001x 四肢の閉塞性動脈疾患 四肢の血管拡張術等 手術・処置等1および2なし 副傷病あり 21 8.0 12.5 0.0% 75.0
 血管外科は、すべての脈管疾患を診療対象に、高いレベルの医療を安心して受けられるように努力しております。また内部にリンパ浮腫部門を有し、形成外科医師、リンパドレナージセラピスト、理学療法士、管理栄養士が専門チームとして治療に携わっています。
 こちらは血管外科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。下肢リンパ浮腫対して顕微鏡下リンパ管細静脈吻合術(LVA)を受けられた患者さん、慢性腎不全となり透析療法の準備のための血管手術(上肢の透析内シャント設置術)を受けられた患者さん、四肢の閉塞性動脈硬化症に対してカテーテルによる血管内治療を受けられた患者さん、下肢静脈瘤に対して静脈抜去術・下肢静脈瘤血管内焼灼術・静脈瘤切除術を受けられた患者さん、四肢の閉塞性動脈硬化症に対してカテーテルによる血管内治療を受けられた方で皮膚潰瘍等を併存症としてお持ちだった患者さんが、多く入院されています。
 *「DPC名称」の「手術・処置等」や「副傷病」とは、厚生労働省が似た症例をグループ化して「DPCコード」を定める際に、グループを分けるポイントとなった特定の処置や併存症などのことです。そのため各DPCコードで対象となる処置や併存症が異なります。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 15 8.1 9.0 0.0% 71.6
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 13 16.5 12.0 0.15% 64.2
070010xx010x0x 軟部の良性腫瘍 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 副傷病なし - - 5.9 - -
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり - - 6.8 - -
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし - - 4.3 - -
 皮膚科では迅速な診断・適切な治療をモットーに、すべての皮膚疾患に対応しています。また専門外来として形成外科・フットケア・乾癬を行っています。丁寧な結果説明や他科との連携を心がけ、より専門的な治療が必要な場合には、大学などの専門施設に速やかにご紹介しております。
 こちらは皮膚科で患者さんが多かった上位5位の疾患群の集計となります。ウィルス感染症である帯状疱疹の患者さん、皮膚の重症感染症である蜂巣炎(蜂窩織炎)・丹毒の患者さん、軟部や皮膚などにできた良性腫瘍の摘出術を受けられた患者さんが、比較的多く入院されています。
 *10症例未満は個人情報保護のため、「-」で表示しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 93 22 41 73 - 30 1:UICC TNM分類 第7版
大腸癌 35 56 80 51 - 77 2:癌取扱い規約 第8版
乳癌 13 27 - - - 16 1:UICC TNM分類 第7版
肺癌 - - 30 135 16 19 1:UICC TNM分類 第7版
肝癌 10 23 28 27 - 49 2:癌取扱い規約 第5版
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
 日本で現在罹患数の多い5つのがん(胃がん・大腸がん・乳がん・肺がん・肝がん)の病期(ステージ)ごとの症例数を集計しました。なお、再発がんは症例数のみを別に集計しています。
 がん症例数はその病院が、どの程度がん治療を積極的に行っているかを知ることができます。また、病期分類はその病院が、どの程度幅広い診療を行っているかを知ることができます。
 当院は地域がん診療連携拠点病院として、こちらに掲載した胃がん・大腸がん・乳がん・肺がん・肝がんの全てに対する治療を積極的に行っています。また様々なステージのがんを幅広くカバーしており、がん診療の地域中核病院としての役割を担っています。
 *10症例未満は個人情報保護のため、「-」で表示しています。
 *UICC TNM分類とは、国際対がん連合が定めた国際的に用いられている病期分類方法です。
 *癌取扱い規約とは、学会や研究会が定めたわが国独自の病期分類方法です。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 58 13.4 79.1
重症 20 22.8 81.2
超重症 - - -
不明 - - -
 肺炎は肺実質におこる感染性炎症で、市中型と院内型があります。そのうち成人の市中型肺炎(通常の社会生活を送っている人にみられる肺炎)を、重症度別に集計しました。
 重症度はA-DROP法にて分類しており、軽症、中等症、重症、超重症の4段階となります。重症度はその病院が、どのくらい重い症状の肺炎患者さんを診療しているかを知ることができます。
 当院は専門診療科である呼吸器内科を標榜しており、また地域中核の急性期病院として、中等症~重症の患者さんを中心に診療を行っています。
 *10症例未満は個人情報保護のため、「-」で表示しています。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 - - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 204 21.4 70.9 31.0%
その他 21 23.1 75.0 24.0%
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 20 9.4 69.4 0.0%
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> - - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 - - - - -
 脳梗塞は脳の血流障害により脳が傷害を受ける疾患です。また厚生労働省死因統計(2016年度)第4位の脳血管疾患に含まれる病気で、罹患される方が多くなっています。今回、脳梗塞に関連する疾患ごとの症例数を集計しました。
 症例数はその病院が、脳梗塞に対してどのくらい積極的に診療を行っているかが分かります。また発症日から3日以内の症例数が多い病院は、発症してすぐの急性期の患者さんを積極的に受け入れていることが分かります。
 当院は専門診療科である脳神経外科を標榜しており、また地域中核の急性期病院として、救急の脳梗塞患者さんを受け入れて診療を行っています。
*10症例未満は個人情報保護のため、「-」で表示しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1423 脊椎の後方椎体固定術 260 3.3 16.8 5.0% 68.7
K1426 脊椎の椎弓形成術 128 2.6 17.2 9.0% 68.0
K1342 椎間板ヘルニアの後方摘出術 126 1.8 8.0 2.0% 48.8
K0462 前腕の骨折観血的手術 59 1.4 2.1 2.0% 56.8
K1421 脊椎の前方椎体固定術 54 2.9 16.8 7.0% 60.0
 今回、整形外科で多かった手術のトップ5を集計しました。
 多いものから①「後方椎体固定術」(腰部脊柱管狭窄症などに対して、脊椎の椎体を後方から固定する手術)、②「椎弓形成術」(腰部脊柱管狭窄症などに対して、脊椎の椎弓を切除や形成し圧迫されていた脊髄を除圧する手術)、③「椎間板ヘルニアの後方摘出術」(椎間板ヘルニアに対して、脊椎の椎弓を一部切除しヘルニアを摘出する手術など)、④「前腕の骨折観血的手術」(前腕の骨折部を手術的に開いて直接整復と内固定を行う手術)、⑤「前方椎体固定術」(頚椎症性脊髄症などに対して、頚椎の椎体を前方から固定する手術)となりました。
 整形外科では脊椎と上肢の手術にとても力を注いでおり、たくさんの患者さんが手術を受けられています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 107 1.8 2.2 0.0% 68.8
K6152 腹腔内の血管塞栓術(選択的動脈化学塞栓術) 49 2.5 6.2 0.0% 71.7
K6532 内視鏡的早期胃がん粘膜下層切除術 46 1.3 6.5 0.0% 73.4
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 45 5.2 15.6 7.0% 75.6
K6872 胆道砕石術を伴う内視鏡的乳頭切開術 34 4.5 9.7 12.0% 74.6
 今回、消化器内科で多かった手術のトップ5を集計しました。
 多いものから①「内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)」(大腸のポリープなどに対して大腸の内視鏡下に腫瘍を切除する手術)、②「腹腔内の血管塞栓術(選択的動脈化学塞栓術)」(肝がんに対して栄養を送っている腹腔内の血管を塞ぎ、がん縮小を図る手術)、③「内視鏡的胃早期悪性腫瘍粘膜下層切除術」(早期の胃がんに対して胃の内視鏡下に通常よりも深い粘膜下層からがんを切除する手術)、③「内視鏡的胆道ステント留置術」(胆のうがん・胆管がん・膵がん・胆管結石などにより閉塞してしまった胆道に、内視鏡下にステントと呼ばれる金属製の筒を留置し胆道を確保する手術)、⑤「胆道砕石術を伴う内視鏡的乳頭切開術」(総胆管結石症に対し内視鏡下に十二指腸乳頭を切開することにより結石の摘出を行う手術)となりました。
 消化器内科では胃・大腸・胆道など様々な消化管への内視鏡的手術にも力を注いでおります。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 135 0.6 2.2 1.0% 66.1
K719-3 腹腔鏡下結腸がん切除術 71 7.5 12.8 1.0% 69.9
K672-2 腹腔鏡下胆のう摘出術 60 1.5 4.6 0.0% 59.3
K7181 開腹下の虫垂切除術 33 0.3 3.8 0.0% 28.4
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 32 0.4 3.6 0.0% 35.5
 今回、外科で多かった手術のトップ5を集計しました。
 多いものから①「鼠径ヘルニア手術」(鼠径部にできたヘルニアのうを切り離し後壁を形成して再発を防ぐ手術)、②「腹腔鏡下結腸がん切除術」(大腸がんに対して腹腔鏡下に大腸を切除する手術)、③「腹腔鏡下胆嚢摘出術」(胆石性胆のう炎や胆のうポリープなどで腹腔鏡下に胆のうを摘出する手術)、④「開腹下の虫垂切除術」(虫垂炎に対して開腹下に虫垂を切除する手術)、⑤「腹腔鏡下虫垂切除術」(虫垂炎に対して腹腔鏡下に虫垂を切除する手術)となりました。
 外科では、これらを含め他にも様々な手術を行っています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 選択的帝王切開術 136 4.1 5.9 0.0% 33.6
K8981 緊急帝王切開術 130 1.7 6.3 0.0% 33.1
K877 子宮全摘術 46 1.3 8.5 0.0% 52.1
K893 吸引娩出術 38 1.6 5.1 0.0% 31.4
K9091 流産手術(妊娠11週まで) 28 0.4 1.1 0.0% 32.4
 今回、産婦人科で多かった手術のトップ5を集計しました。
 多いものから①「選択的帝王切開術」(予め日時を決めて腹部を切開しお腹の赤ちゃんを娩出させる手術)、②「緊急帝王切開術」(分娩中に緊急事態が発生したため、急きょ腹部を切開しお腹の赤ちゃんを娩出させる手術)、③「子宮全摘術」(子宮筋腫や子宮頚部異形成に対して、子宮を摘出する手術)、④「吸引娩出術」(第2期遷延分娩や胎児仮死などに対し、急速に牽引娩出させる手術)、⑤「流産手術」(残念ながら流産となってしまった患者さんに対し、子宮収縮を促し出血を止める手術)となりました。
 産婦人科では周産期の手術とともに、婦人科疾患の手術も行っています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度のもの) 44 0.0 13.0 16.0% 0.0
K300 鼓膜切開術 - - - - -
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度のもの) - - - - -
K7151 腸重積症整復術(開腹しないもの) - - - - -
K0911 陥入爪手術 - - - - -
 今回、小児科で多かった手術のトップ5を集計しました。
 多いものから①「新生児仮死蘇生術(仮死第1度のもの)」(新生児にみられる呼吸循環不全を主徴とする症候群を新生児仮死といい、その児を蘇生させる特別な手技。Apgar score 4~6点の重症度に相当。)、②「鼓膜切開術」(中耳炎などで鼓膜を切開し排膿や排液を目的とする手術)、③「新生児仮死蘇生術(仮死第2度のもの)」(①と同様の特別な手技。①より重篤な新生児に対するもの。Apgar score 3点以下に相当。)、④「腸重積症整復術(開腹しないもの)」(小児の腸重積に対しX線下高圧浣腸法や空気整復法を試みる手術)などとなりました。
 当院は地域周産期母子医療センターであり、小児科では新生児の重篤な状態である仮死へ対応しています。
 *10症例未満は個人情報保護のため、「-」で表示しています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 58 0.7 8.0 5.0% 77.1
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの) 17 0.1 40.7 88.0% 64.3
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 16 6.3 8.1 6.0% 71.8
K1781 脳血管内手術(1箇所) 14 1.8 20.5 14.0% 54.4
K1783 脳血管内手術(脳血管内ステントを用いるもの) 10 2.6 9.3 0.0% 64.6
 今回、脳神経外科で多かった手術のトップ5を集計しました。
 多いものから①「慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術」(軽い外傷などによりしばらく経った後に硬膜とくも膜の間にできる血腫に対して、頭蓋骨に穴をあけ抽出し洗浄する手術)、②「頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)」(脳出血に対し救急的に開頭して血腫除去を行う手術)、③「経皮的頸動脈ステント留置術」(脳梗塞を起こす原因となる頸動脈狭窄症に対して、頸動脈内に進めたカテーテルを用いてステントと呼ばれる金属製の筒を留置し血流の改善を図る手術))、④「脳血管内手術(1箇所)」(脳動脈瘤などに対して、脳血管内に進めたカテーテルよりプラチナコイル等を脳動脈瘤内に挿入し破裂を防ぐ手術)、⑤「脳血管内手術(脳血管内ステントを用いるもの)」(頭蓋内の椎骨動脈や内頸動脈の狭窄に対して、脳血管内に進めたカテーテルを用いてステントと呼ばれる金属製の筒で拡大を図り血管の形成を行う手術)となりました。
 脳神経外科では脳の血管内治療にも積極的に取り組んでいます。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) 157 1.9 3.2 0.0% 65.9
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 97 3.3 3.2 0.0% 71.6
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 31 3.1 9.3 3.0% 73
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 27 0.4 9.3 4.0% 66.6
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) 26 0.0 15.7 8.0% 69.2
 今回、循環器内科で多かった手術のトップ5を集計しました。
 ①「経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの)」(心房細動などに対して、心臓の各部へ到達させたカテーテルから不整脈に関与する部位へ電流などを与え破壊し不整脈を抑制する手術)、②「経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの)」・④「 〃 (不安的狭心性)」・⑤「 〃 (急性心筋梗塞)」(不安定狭心症や急性心筋梗塞などに対して、冠動脈まで進めたカテーテルを用いてバルーンと呼ばれる風船で冠動脈狭窄部の拡張を図った後、再狭窄を防ぐためステントと呼ばれる金属製の筒を留置する手術)、③「ペースメーカー移植術」(失神などの症状を伴う完全房室ブロックや洞不全症候群などに対し、心臓に電気刺激を与えて心拍動を起こさせるペースメーカーを皮下に移植する手術)となりました。
 循環器内科ではカテーテルによる血管内治療へ積極的に取り組んでいます。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 20 16.4 14.4 10.0% 61.2
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 11 9.7 9.9 9.0% 76.5
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K607-3 上腕動脈表在化法 - - - - -
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) - - - - -
 今回、腎臓内科で多かった手術のトップ5を集計しました。
 多いものから①「内シャント設置術」、②「経皮的シャント拡張術・血栓除去術」などとなりました。①「内シャント設置術」、②「経皮的シャント拡張術・血栓除去術」については、腎臓内科入院中の慢性腎不全患者さんに対する血管外科の手術となります。詳しくは血管外科のコメントをご覧ください。
 *10症例未満は個人情報保護のため、「-」で表示しています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 108 0.0 1.0 0.0% 57.6
K8036イ 経尿道的膀胱がん手術 100 1.8 3.5 1.0% 74.1
K7811 経尿道的尿路結石レーザー砕石除去術 37 1.5 4.2 0.0% 61.4
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 23 1.5 9.1 0.0% 69.7
K843 前立腺がん手術 17 1.4 8.5 0.0% 66.8
 今回、泌尿器科で多かった手術のトップ5を集計しました。
 多いものから①「体外衝撃波腎・尿管結石破砕術」(腎結石や尿管結石に対して、体外で発生させた強力な衝撃波を体内の結石部位に集中させ結石を破砕する手術)、②「経尿道的膀胱がん手術」(膀胱がんに対して、膀胱鏡を使用し切除を行う経尿道的切除術(TUR-BT))、③「経尿道的尿路結石レーザー砕石除去術」(腎結石や尿管結石に対して、経尿道的に尿管鏡を操作しレーザーにて砕石し除去する手術(TUL))、④「経尿道的尿管ステント留置術」(様々な理由により狭窄した尿管に対し、経尿道的にカテーテルを留置し尿管内腔を保つ手術)、⑤「前立腺がん手術」(前立腺がんに対し後腹腔鏡下に前立腺を摘出する手術)となりました。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 784 0.5 1.5 0.0% 75.3
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの) 15 1.0 5.0 0.0% 64.8
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) - - - - -
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない場合) - - - - -
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズを挿入するもの) - - - - -
 今回、眼科で多かった手術のトップ5を集計しました。多いものから①「水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの)」(白内障に対して、水晶体を超音波で破砕吸引し、その嚢内に眼内レンズを挿入し固定する手術)、②「硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの)」(糖尿病性網膜症などに対して、硝子体内に手術器具を挿入し、硝子体を切除する手術)、③「硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの)」(糖尿病性網膜症や網膜前膜などに対して、硝子体内に手術器具を挿入し、硝子体切除に加えて網膜上の比較的単純な組織に対して操作を行う手術)などとなりました。白内障は非常に多くの患者さんが手術を受けられています。
 *10未満は個人情報保護のため、「-」で表示しています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃摘出術 37 1.1 7.1 0.0% 23.5
K309 鼓膜チューブ挿入術 10 1.0 1.7 0.0% 4.2
K347 鼻中隔矯正術 - - - - -
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的・複数洞) - - - - -
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 - - - - -
 今回、耳鼻咽喉科で多かった手術のトップ5を集計しました。
 多いものから①「口蓋扁桃摘出術」(慢性扁桃炎などに対して、口蓋扁桃を扁桃被膜ごと前後の口蓋弓粘膜より剥離し、絞り取るように摘出する手術)、②「鼓膜チューブ挿入術」(難治性の滲出性中耳炎に対し、中耳内の浸出液を除去し中耳の換気を正常化する鼓膜チューブを留置する手術)、③「鼻中隔矯正術」(鼻閉や副鼻腔炎の原因と考えられる鼻中隔の弯曲をまっすぐにする手術)、④「内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的・複数洞)」(慢性副鼻腔炎に対して、前・後篩骨洞、前頭洞、上顎洞、蝶形骨洞のうち2つ以上を対象に鼻内の内視鏡下で行う手術)、⑤「扁桃周囲膿瘍切開術」(扁桃周囲の膿瘍に対し、局所麻酔下に穿刺を行い膿瘍を確認、メスで切開して十分に排膿する手術)となりました。
 *10未満は個人情報保護のため、「-」で表示しています。
血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K628 リンパ管吻合術 147 3.4 2.0 0.0% 60.8
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 132 0.3 1.1 2.0% 73.0
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 56 2.7 3.5 4.0% 73.1
K610-3 内シャント設置術 47 1.2 2.2 0.0% 72.3
K617-2 大伏在静脈抜去術 18 0.5 1.5 0.0% 66.4
 今回、血管外科(リンパ浮腫部門を含む)で多かった手術のトップ5を集計しました。
 多いものから①「リンパ管吻合術」(下肢リンパ浮腫などに対して、顕微鏡下にリンパ管と細静脈を吻合させる手術)、②「経皮的シャント拡張術・血栓除去術」(慢性腎不全の患者さんが、透析療法時に必要なシャントとよばれる上肢の動脈と静脈の吻合部の狭窄や閉塞を、血管内に進めたバルーンカテーテルにより拡張させる手術)、③「四肢の血管拡張術・血栓除去術」(下肢の閉塞性動脈硬化症などの狭窄・閉塞部に対し、血管内に進めたバルーンカテーテルにより拡張させる手術)、④「内シャント設置術」(慢性腎不全の患者さんが、透析療法時に必要な上肢の動脈と静脈を吻合させるシャントを作成する手術)、⑤「大伏在静脈抜去術」(下肢静脈瘤に対し特殊なワイヤーを用いて静脈瘤を抜去する手術)となりました。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる 17 0.15%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 45 0.40%
異なる 11 0.10%
 当院は地域中核の急性期病院として、重症の患者さんを多く受け入れています。その中で見られる重症疾患の合併症である「播種性血管内凝固症候群」、「敗血症」、「その他の真菌症」について集計しました。
 「播種性血管内凝固症候群」は、出血箇所でしか起こらない血液凝固が、種々の基礎疾患により様々な場所で無秩序に起こってしまう重篤な疾患です。「敗血症」は、体内の細菌感染巣から持続的または継続的に病原菌やその毒素が血液中に移行し、臓器障害を引き起こした重篤な状態です。「その他の真菌症」は、カビや酵母などの原生生物により引き起こされた感染症で詳細が不明なものです。

 「手術・処置等の合併症」についても集計しました。これは手術・処置などの後に、それがもととなって起こる疾患群です。一般的にこれらの発症率は少ない方が望ましいと言われています。(ゼロにすることは難しいとも言われています。)また、重症の患者さんを多く受け入れている病院では、発症率が高くなる可能性があります。
 当院では患者さんに安心してご入院して頂けるように、医療安全管理に積極的に取り組んでおります。今後も引き続きこれらの疾患の発生が減少するよう努力して参ります。

 *10症例未満は個人情報保護のため、「-」で表示しています。
 *入院契機と傷病名が同一のものは、他院からの転院例も含まれており、必ずしも当院で発症したものとは限りません。
 *入院契機と傷病名が異なるものには、もともとこれらに陥りやすい疾患の症例も含まれています。

 「手術・処置等の合併症」において、「入院の契機となった傷病」と「医療資源を最も投入した傷病」が「同一」の場合の内訳を記載します。
 *他院からの転院例も含まれており、必ずしも当院で発症したものとは限りません。
(ICD 傷病名)
 T810 後出血
 T810 術後出血
 T812 内視鏡検査中腸穿孔(術後)
 T813 上肢手術創離開
 T814 腰椎術後感染症
 T814 腰椎術後創部感染
 T814 術後感染症(の疑い)
 T814 術後創部感染
 T814 術後膿瘍
 T814 術後腹腔内膿瘍
 T818 術後穿孔
 T818 頭部皮膚術後瘻孔形成
 T818 吻合部狭窄
 T827 移植人工血管感染
 T827 植込型カテーテルポート感染症
 T828 透析シャント仮性動脈瘤
 T828 透析シャント静脈高血圧症
 T828 透析シャント動静脈瘤
 T852 眼内レンズ偏位
 T881 予防接種後発熱(の疑い)
 T881 予防接種副反応
更新履歴
2017/09/26
2017/09/29
平成28年度病院指標を公開しました。
成人市中肺炎の重症度別患者数等を修正いたしました。