診療科・部門紹介
血管外科
特長   学会認定施設   スタッフ紹介   主な対象疾患  
National Clinical Databaseへの症例登録について   主な手術・治療・検査とその実績
外来担当医表

特長

動脈・静脈すべての脈管疾患を診療対象にし、高いレベルの医療を安心して受けられるように努力しております。

学会認定施設

三学会構成心臓血管外科専門医認定機構基幹施設関連施設
日本脈管学会認定研修指定施設

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スタッフ紹介

主任部長   村井 則之(むらい のりゆき)
医 長   盒供…昌(たかはし なおこ)
医 員   清水 庸平(しみず ようへい)
(非常勤医師)
金曜外来担当   河原 真理(かわはら まり)
血管外科一般
ステントグラフト指導医
  加藤 一平(かとう いっぺい)
EVT指導医   朴澤 耕治(ほうざわ こうじ)
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主な対象疾患

閉塞性動脈硬化症、動脈瘤、下肢静脈瘤、シャントトラブル

 

■閉塞性動脈硬化症(ASO)について
主に足(下肢)の動脈に動脈硬化が起こり、狭くなるか詰まるかして、足を流れる血液が不足し、それによって痛みを伴う歩行障害が起きる血管病です。
重症の患者さんは、足を切断しなければならない場合もありますから、あなどれません。
閉塞性動脈硬化症の患者さんは、70歳以上になると約20%に達するといわれ、高齢者に多い血管病です。多くの方が罹患する可能性があります。70歳以上の5人に1人がこの病気の可能性があります。
この病気は、5年の経過で約20%が歩行障害(跛行)の悪化、約10%が足の動脈の血液不足が深刻になる「重症下肢虚血」となるものの、足の切断にまで至るのは数%で、予後は比較的よいようにも思えます。
しかし、他の動脈疾患(冠動脈疾患:約50%、脳血管疾患:約20%)を合併する可能性があるため、閉塞性動脈硬化症の患者さんは、5年後には約20%が心臓や脳の血管疾患を発症し、このことが原因で約15%が死に至るといわれていますから、軽くみるのは禁物です。
事実、下肢痛が出現した患者さんは5年後には半数が死亡しています。
治療は、禁煙・運動療法・薬物療法・カテーテル治療・バイパス手術があります。
病状により治療法が違います、脚が冷たい・歩くと痛いといった症状がある方はぜひ、診察を受けてください。

 

○下肢閉塞性動脈硬化症の症状(Fontaine分類)

 
 

1度 無症状
冷感・しびれ
足先がしびれる
冷たく感じる

2度 間歇性破行
一定の郷里を歩くと筋肉の
痛み・ひきつりを感じて
歩けなくなる。
休息すると回復し、
再び歩くことができる。

3度 安静時痛
夜間などに足が
強く痛む。

.4度 潰瘍・壊死
見た目にも明らかに
異常が現れる。

 

○血管内治療(腎動脈狭窄と腸骨動脈の閉塞に対する治療) 

 

○カテーテル治療にて治癒しました

■動脈瘤について
動脈瘤とは全身に血液を運ぶ動脈が瘤状に大きくなったものです。動脈瘤の多くは破裂しない限り症状はありませんが破裂すると死亡率は80〜90%になるといわれています。
いったん動脈瘤ができると自然に縮小することはなく、有効な薬物治療もありません。そのため、動脈瘤は破裂するまえに治療することが原則ですので、早期発見と早期治療が大切です。
動脈瘤は動脈硬化により血管のしなやかさがなくなることで発生しますので、動脈硬化の原因になるコレステロールが高いとか血圧が高い方はかかりつけの先生に診てもらいましょう。
大動脈瘤の治療法としては皮膚を大きく切開して動脈瘤を切除して、その代わりに人工血管を縫い付ける「人工血管置換術」が一般的でした。
最近では血管に細い管(カテーテル)を挿入して人工血管を患部に装着する「ステントグラフト内挿術」が始まっています。
ステントグラフトによる治療は、脚の付け根を4〜5冂切開してカテーテルにて病変部位にステントグラフトを留置します。開腹や開胸手術より切開も小さく、所要時間も短いので身体にかかる負担が少ないのが特徴です。しかし、病変部位などによりステントグラフト内挿術が不可能なこともあります。動脈瘤の正確な状況をCT検査やMRI検査で確認し、人工血管置換術とステントグラフト内挿術の利点と問題点を検討し適切な治療法が選択されます。

 

○腹部大動脈瘤・ステントグラフト手術(開腹手術せずに治療することができました)

 

手術前

手術後

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National Clinical Databaseへの症例登録について

当院は、National Clinical Database(NCD)が行う、外科手術症例のデータベース化事業に参加しており、
外科および血管外科においての手術症例を登録しています。
下記の「患者さんへ 専門医制度と連携したデータベース事業について」をご参照いただき、
NCDの趣旨、また当院のNCDへの参加についてご理解いただきますようお願いいたします。

※平成23年1月1日以降、外科および血管外科において手術を受けるすべての患者さんが対象となります。
※NCDは日本外科学会を基盤とする外科系の学会が共同し、日本全国における外科手術に関する情報を
集計・分析することにより、医療の質向上に役立てることを目的としています。

●「患者さんへ 専門医制度と連携したデータベース事業について」
●National Clinical Database(NCD)ホームページ

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主な手術・治療・検査とその実績

手術実績

  平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
動脈疾患手術(腹部大動脈・閉塞性動脈硬化症等) 18件 18件 33件 22件
distal bypass(下腿動脈再建術) (5件) (2件) (4件) (2件)
PTA(カテーテルによる血管形成術)等 213件 244件 241件 197件
静脈瘤手術(抜去術、高位結さつ、硬化療法) 69件 66件 121件 133件
下肢静脈瘤レーザー治療 - - 72件 90件
シャント手術 143件 136件 141件 113件
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