年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	1,245	171	341	618	699	958	2,028	3,061	1,826	226

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
070343xx01x0xx	脊柱管狭窄等（腰部）　脊椎固定術（後方椎体間固定等）	238	19.9	21.7	4.0%	70.6
070350xx97xxxx	椎間板ヘルニア　その他の手術（椎間板摘出等）	140	11.9	16.5	4.0%	48.3
070343xx97x0xx	脊柱管狭窄等（腰部）　その他の手術（椎弓形成等）	103	13.6	17.3	1.0%	67.7
160760xx97xx0x	前腕の骨折　手術あり	91	3.4	5.2	1.0%	54.7
070341xx020xxx	頸椎症性脊髄症等　椎弓形成術、脊椎固定術（後方固定等）	63	26.8	22.1	29.0%	72.2

　整形外科では、専門性を高めるため特に脊椎・脊髄の病気やケガ、上肢（肩から指先まで）の病気やケガに絞って診療を行っています。
　整形外科の入院では、①腰部脊柱管狭窄症や腰椎変性すべり症に対して脊椎の椎体を固定する手術を受けられた患者さん、②椎間板ヘルニアの手術を受けられた患者さん、③腰部の脊柱管狭窄症等に対して脊椎の椎弓を切除や形成し圧迫されていた脊髄を除圧する手術を受けられた患者さん、④前腕の骨折に対し観血的手術（金属プレートとボルトによる固定）を受けられた患者さん、⑤頸椎症性脊髄症等で手術を受けられた患者さんが、多く入院されています。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060340xx03x00x	胆管結石、胆管炎　内視鏡的乳頭切開術、胆道ステント留置術等	89	16.4	10.6	2.0%	74.9
060020xx04x0xx	胃がん　内視鏡的粘膜下層剥離術（ＥＳＤ）	47	9.1	8.7	0.0%	74.9
060050xx97x0xx	肝（肝内胆管）がん　その他の手術（経動脈性化学塞栓術等）	47	12.5	11.4	2.0%	71.1
060102xx99xxxx	大腸の憩室性疾患　手術なし	47	8.7	7.9	0.0%	65.7
060335xx99x00x	胆のう炎（胆石性等）　手術なし	41	12.3	10.9	2.0%	66.4

　消化器内科では、1：Ｃ型とB型慢性肝炎、肝硬変の抗ウイルス療法（肝硬変、肝がんの予防のために）、2：肝がんの内科的治療（ラジオ波焼灼術、エタノール注入療法、肝動脈塞栓術、抗がん剤治療など）、3：食道、胃や大腸の早期がんに対する内視鏡的粘膜切除術、内視鏡的粘膜下層剥離術（内視鏡でがんを切除する方法）、4：消化器がんの抗がん剤治療に力を入れています。
　消化器内科の入院では、①胆管結石症・胆管結石性胆管炎で内視鏡的手術を受けられた患者さん、②胃がんに対して内視鏡的粘膜下層剥離術（ＥＳＤ）を受けられた患者さん、③肝がんに栄養を送っている動脈へ抗がん剤を注入かつ塞栓する経動脈性化学塞栓術を受けられた患者さん、④大腸の憩室（壁にできた風船状のくぼみ）からの出血や炎症の患者さん、⑤胆のう炎で内科的治療を受けられた患者さんが、多く入院されています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060335xx02000x	胆石性胆のう炎等　腹腔鏡下胆のう摘出術	61	7.0	7.4	0.0%	58.4
060150xx03xxxx	虫垂炎　腹腔鏡下虫垂切除術等	55	4.9	5.6	0.0%	32.5
060035xx01000x	結腸がん　腹腔鏡下結腸がん切除術等	54	15.0	15.6	4.0%	70.4
060210xx9910xx	腸閉塞　手術なし　イレウスチューブ挿入あり	34	12.3	13.5	0.0%	72.7
060020xx02x0xx	胃がん　腹腔鏡下胃がん切除術等	24	17.8	17.3	0.0%	69.5

　外科では、成人の消化器・乳腺・一般外科領域の疾患を診療しています。具体的には食道・胃・小腸・大腸の良性疾患（胃潰瘍、胃ポリープなど）、悪性疾患（胃がん、大腸がんなど）、および肝・胆道・膵疾患（胆石症、肝がん、胆道がん、膵がんなど）、さらに乳がん・ヘルニア・虫垂炎・痔核・痔瘻などです。
　外科の入院では、①胆石性胆のう炎などのため腹腔鏡下に胆のう摘出術を受けられた患者さん、②虫垂炎のため腹腔鏡下に虫垂切除術を受けられた患者さん、③結腸がんに対して腹腔鏡下や開腹下に結腸切除術を受けられた患者さん、④胃がんに対して腹腔鏡下や開腹下に胃切除術を受けられた患者さん、⑤術後の腸閉塞などのために特別な処置（イレウスチューブ挿入）が必要とされた患者さんが、多く入院されています。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
120180xx01xxxx	既往帝王切開後妊娠、骨盤位等　帝王切開術（選択、緊急）	136	8.1	9.8	0.0%	33.2
120170xx99x0xx	切迫早産　手術なし	38	41.0	20.4	24.0%	32.0
120260xx01xxxx	分娩の異常　帝王切開術（緊急）等	37	7.9	9.7	0.0%	33.4
120140xxxxxxxx	流産	34	2.6	2.4	0.0%	35.5
120060xx01xxxx	子宮筋腫　子宮全摘術等	28	9.8	9.9	0.0%	46.6

　産婦人科では、1：周産期領域（妊娠分娩管理、妊娠合併症など）、2：生殖医学領域（不妊症、不育症、思春期、更年期など）、3：婦人科疾患（良性・悪性腫瘍、子宮内膜症、感染症など）を診療しています。また地域周産期母子医療センターの指定を受けています。
　産婦人科の入院では、①帝王切開を必要とする分娩の患者さん（前回が帝王切開の分娩、お腹の中の赤ちゃんが骨盤位（逆児）など）、②切迫早産のため管理入院となった患者さん、③分娩が何らかの原因で進まずに緊急帝王切開となった患者さん、④稽留流産などで流産手術を受けられた患者さん、⑤手術による子宮筋腫の摘出術を受けられた患者さんが、多く入院されています。
　＊特に問題のない通常分娩は、基データとなったＤＰＣ制度の対象外となり、今回集計には含まれていません。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
140010x199x00x	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重２５００ｇ以上）　手術なし	158	5.3	6.2	3.0%	0.0
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎	157	6.0	5.9	1.0%	0.7
040070xxxxx0xx	インフルエンザ、ウイルス性肺炎	96	5.7	6.0	1.0%	2.6
140010x299x0xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重１５００～２５００ｇ未満）　手術なし	67	18.3	11.5	6.0%	0.0
150010xxxxx0xx	ウイルス性腸炎等	62	4.7	5.5	2.0%	4.4

　小児科では、出生直後の新生児からおおむね中学生くらいまでの患者さんにおこる、急性疾患や慢性疾患の急性期の疾患を主に診療しています。また地域周産期母子医療センターの指定を受けています。
　小児科の入院では、①新生児黄疸や新生児一過性多呼吸などで、生まれて間もなく入院管理が必要となった患者さん、②急性気管支炎、急性細気管支炎、肺炎などの呼吸器疾患（インフルエンザやウイルス性肺炎を除く）の患者さん、③インフルエンザやウイルス性肺炎（ＲＳウイルス・ヒトメタニューモウイルスなど）の患者さん、④早産などで未成熟な状態で生まれたため厳格な入院管理が必要となった患者さん、⑤感染性の胃腸炎の患者さんが、多く入院されています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990401	脳梗塞（発症３日目以内かつＪＣＳ１０未満）　手術なし　エダラボンあり　発症前ＲａｎｋｉｎＳｃａｌｅ　０～２	80	17.7	16.4	32.0%	71.4
160100xx97x00x	外傷性の頭蓋内血腫　その他の手術（慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等）	61	9.4	9.7	5.0%	78.1
010040x099x00x	非外傷性の頭蓋内血腫（ＪＣＳ１０未満）　手術なし	49	22.9	19.1	55.0%	64.5
010230xx99x00x	てんかん　手術なし	36	7.6	6.3	11.0%	65.8
010030xx9910xx	未破裂脳動脈瘤　手術なし　選択的脳動脈造影検査あり	31	5.2	3.1	0.0%	62.2

　脳神経外科では、脳出血や脳梗塞（脳血栓）、クモ膜下出血（脳動脈瘤の破裂）、未破裂脳動脈瘤、頚動脈狭窄症、原発性や転移性の脳腫瘍、頭部外傷（頭や顔のケガ）、てんかん（ケイレン）、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、先天性水頭症などの病気を診療しています。そのため救急車で運ばれてくる患者さんを診ることが多い診療科です。また脳卒中や未破裂脳動脈瘤に対する脳血管内治療にも力を入れています。
　脳神経外科の入院では、①発症してから時間が経っていない脳梗塞に対して脳保護薬が使用された患者さん、②外傷によるによる慢性硬膜下血腫等のため血腫を除去する手術（穿孔洗浄術など）を受けられた患者さん、③脳内出血（視床や被殻などの部位）で入院時に意識が比較的はっきりしていた患者さん、④てんかんの発作により入院された患者さん、⑤未破裂脳動脈瘤に対する血管内カテーテルによる脳動脈造影検査を受けられた患者さんが、多く入院されています。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx9910xx	肺がん　手術なし　生検あり（ＥＢＵＳ-ＴＢＮＡ、ＴＢＬＢ、経皮的針、気管支鏡下）	87	3.3	3.6	2.0%	72.5
040040xx99040x	肺がん　手術なし　化学療法あり（特定のものを除く）	70	9.5	12.0	0.0%	71.0
040040xx99000x	肺がん　手術なし	59	18.0	14.6	17.0%	73.7
040110xxxxx0xx	間質性肺炎	41	19.0	19.6	5.0%	73.5
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎　手術なし	29	33.2	20.8	34.0%	82.7

　呼吸器内科では、平成２９年４月からスタッフの変更があり新たな体制で診療にあたっています。複数の呼吸器内科医が常勤で勤務しており、幅広い呼吸器疾患への対応をしています。近隣の医療機関からも多くの患者さんをご紹介頂いております。
　呼吸器内科の入院では、①肺がんの有無を調べるための各種生検を受けられた患者さん、②肺がんに対する化学療法を受けられた患者さん、③肺がんに対する管理入院となった患者さん、④間質性肺炎に対する治療を受けられた患者さん、⑤誤嚥性肺炎に対する内科的治療を受けられた患者さんが、多く入院されています。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050070xx01x0xx	頻脈性不整脈（心房細動等）　経皮的カテーテル心筋焼灼術	209	5.5	5.3	0.0%	65.6
050050xx02000x	狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等	98	4.3	4.6	0.0%	67.4
050050xx99200x	狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　心臓カテーテル検査＋血管内超音波検査等	73	3.6	3.2	1.0%	69.4
050050xx99100x	狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　心臓カテーテル検査	67	3.5	3.0	4.0%	68.0
050130xx99000x	心不全　手術なし	46	20.8	17.7	22.0%	78.5

　循環器内科では、狭心症や心筋梗塞などをさまざまな方式で診断し、必要に応じて専門医・認定医がカテーテルにより治療しております。不整脈治療では、徐脈性不整脈に対するペースメーカー治療に加え、発作性心房細動などの著しい動悸発作、あるいは突然死の原因となる頻拍性不整脈に対しての根治療法である、カテーテル心筋焼灼術（カテーテルアブレーション）を専門医が行っております。
　循環器内科の入院では、①頻拍性不整脈（心房細動等）の根治療法であるカテーテル心筋焼灼術（カテーテルアブレーション）を受けられた患者さん、②狭心症や無症候性心筋虚血に対してカテーテルによる血管内治療（経皮的冠動脈形成術）を受けられた患者さん、③狭心症や心筋梗塞や無症候性心筋虚血に対して血管内超音波カテーテルを併用した心臓カテーテル検査による診断や治療後のフォローアップを受けられた患者さん、④狭心症や心筋梗塞や無症候性心筋虚血に対して心臓カテーテル検査による診断や治療後のフォローアップを受けられた患者さん、⑤心不全に対する内科的治療を受けられた患者さんが、多く入院されています。

糖尿病・内分泌内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
100071xx99x110	２型糖尿病（多発合併症等あり）　手術なし　インスリン注射あり　特定の副傷病あり　８５歳未満	74	13.8	15.6	0.0%	67.9
100070xx99x100	２型糖尿病（多発合併症等なし）　手術なし　インスリン注射あり　８５歳未満	53	12.8	14.3	0.0%	58.1
100070xx99x110	２型糖尿病（多発合併症等なし）　手術なし　インスリン注射あり　特定の副傷病あり　８５歳未満	36	13.4	15.9	6.0%	68.5
100070xx99x000	２型糖尿病（多発合併症等なし）　手術なし　８５歳未満	35	10.2	11.2	0.0%	60.1
100180xx99000x	副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍　手術なし	32	4.8	5.8	0.0%	51.1

　糖尿病・内分泌内科では、糖尿病の教育入院から、血管障害の診断・治療まで一貫して行っております。また甲状腺・下垂体・副腎疾患の診断・治療もしております。
　糖尿病・内分泌内科の入院では、我が国の成人の糖尿病のほとんどである２型糖尿病に対する※教育入院の患者さんの症例数が①～④でした。その中で多い順から、①糖尿病合併症（腎症・網膜症・神経障害など）が２種以上ありインスリン注射使用中で閉塞性動脈硬化症等の特定傷病がある患者さん、②糖尿病合併症（腎症・網膜症・神経障害など）が無いまたは１種以下でインスリン注射使用の患者さん、③糖尿病合併症（腎症・網膜症・神経障害など）が無いまたは１種以下でインスリン注射使用中で閉塞性動脈硬化症等の特定傷病がある患者さん、④糖尿病合併症が無いまたは１種以下でインスリン注射を使用していない患者さんとなっています。また、⑤原発性アルドステロン症などの副腎皮質機能亢進症の患者さんも多く入院されています。
※教育入院…糖尿病を十分に理解していただき、前向きに治療に専念して頂く為の入院。

腎臓内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110280xx99000x	慢性腎臓病等　手術なし	119	106	12.2	4.0%	70.6
110280xx99010x	慢性腎臓病等　手術なし　人工透析あり	64	16.5	14.6	3.0%	67.5
110260xx99x0xx	ネフローゼ症候群　手術なし	24	20.5	22.1	0.0%	54.9
110280xx02x1xx	慢性腎臓病等　透析内シャント設置術等　人工透析あり	14	35.8	36.4	14.0%	67.2
110280xx97x00x	慢性腎臓病等　その他の手術あり	12	20.2	17.8	17.0%	73.8

　腎臓内科では、軽度から重度の腎障害まで一貫した診療を行っています。腎臓病での生活指導や食事療法、血圧管理を行いつつ合併症の予防にこころがけています。また、病態が重症化した場合には透析療法の導入から維持管理も責任をもって行っています。
　腎臓内科の入院では、上位①②④⑤位が全て慢性腎臓病の患者さんのグループでした。その中でさらに詳しく見ていきますと多い症例から、①透析療法がまだ必要とされなかった患者さん、②透析療法が必要だった患者さん、④透析療法が必要でかつ透析導入のための手術（上肢の透析内シャント設置術）を受けられた患者さん、⑤透析療法が必要でないが輸血などを受けられた患者さんの順となりました。また③ネフローゼ症候群で入院され内科的治療を受けられた患者さんも多くいらっしゃいます。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110070xx0200xx	膀胱がん　経尿道的膀胱がん手術	96	6.2	7.3	1.0%	73.3
11012xxx020x0x	腎・尿管結石　経尿道的尿路結石除去術（レーザーによるもの）等	57	6.4	5.8	0.0%	61.4
110200xx02xxxx	前立腺肥大症　経尿道的前立腺手術	36	8.0	9.7	0.0%	72.5
110070xx99x20x	膀胱がん　手術なし　化学療法あり	22	12.2	11.3	0.0%	68.8
110080xx99030x	前立腺がん　手術なし　化学療法あり（特定のものを除く）	22	14.5	14.8	0.0%	74.1

泌尿器科では、泌尿器一般の診療を行っておりますが、特にがん、尿路結石、前立腺肥大症を中心に診療をおこなっています。総合的な医療から先進医療まで、地域の皆さんから安心していただける診療体制をめざしており、また地域の中核病院として大学病院にはないアットホームで、きめの細やかなケアが提供できるよう心がけております。
　泌尿器科の入院では、①膀胱がんに対して膀胱鏡を使用した経尿道的切除術（ＴＵＲ－ＢＴ）を受けられた患者さん、②腎・尿管結石に対してレーザーによる経尿道的尿路結石除去術（ＴＵＬ）を受けられた患者さん、③前立腺肥大症に対して内視鏡を使用した経尿道的切除術（ＴＵＲ－Ｐ）を受けられた患者さん、④膀胱がんに対する化学療法を受けられた患者さん、⑤前立腺がんに対する化学療法を受けられた患者さんが、多く入院されています。
　＊前立腺がん診断のため先進医療ＭＲＩ／超音波画像下前立腺生検等で入院される患者さんや、腎・尿管結石に対する体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（ＥＳＷＬ）で入院される患者さんも多くいらっしゃいますが、基データとなったＤＰＣ制度の対象外となり、今回の集計には含まれていません。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020180xx97x0x0	糖尿病性増殖性網膜症　硝子体茎顕微鏡下離断術等あり　片眼	11	7.9	8.0	0.0%	65.5
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼	-	-	2.8	-	-
180040xx97x0xx	手術・処置等の合併症　その他の手術あり	-	-	15.2	-	-
-	-	-	-	-	-	-
-	-	-	-	-	-	-

　眼科では、眼疾患全般にわたり対応できる体制を整えております。その中で特に力を入れているのは①白内障、②網膜・黄斑疾患、③糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症となります。
　眼科の入院では、糖尿病合併症の１つである糖尿病性増殖性網膜症の患者さんなどが入院されています。
　＊眼科では白内障手術で入院される患者さんが非常に多くいらっしゃいますが、基データとなったＤＰＣ制度の対象外となり、今回の集計には含まれていません。
　＊１０症例未満は個人情報保護のため、「－」で表示しています。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030428xxxxxxxx	突発性難聴	44	8.5	9.2	0.0％	57.4
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	41	8.4	8.0	0.0%	19.9
030400xx99xxxx	前庭機能障害　手術なし	34	5.9	5.2	0.0%	63.1
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎	31	2.5	7.2	0.0%	47.7
030390xx99xxxx	顔面神経障害　手術なし	21	9.0	9.4	0.0%	55.7

　耳鼻咽喉科では、以下のさまざまな疾患に関して診療を行っています。鼻疾患（アレルギー性鼻炎・慢性副鼻腔炎等）、耳疾患（中耳炎・めまい・難聴等）、頚部疾患（頚部腫瘍・唾液腺疾患・甲状腺疾患等）、神経疾患（味覚嗅覚障害・顔面神経麻痺等）など。
　耳鼻咽喉科の入院では、①原因不明に突然耳が聞こえなくなる突発性難聴の患者さん、②慢性扁桃炎に対する摘出術を受けられた患者さん、③前庭機能障害（メニエール病や良性発作性頭位めまい症など）の患者さん、④慢性副鼻腔炎の患者さん、⑤ウイルス感染などにより顔面神経麻痺を起こした患者さんが、多く入院されています。

血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
070520xx97xxxx	リンパ浮腫等　手術あり	105	5.0	9.7	0.0%	59.1
110280xx02x00x	慢性腎臓病等　透析内シャント設置術等	57	4.2	8.5	2.0%	70.2
050170xx03000x	閉塞性動脈硬化症等　四肢の血管拡張術・血栓除去術等	42	5.5	5.7	2.0%	73.1
050170xx03001x	閉塞性動脈硬化症等　四肢の血管拡張術・血栓除去術等　特定の副傷病あり	26	11.6	11.5	8.0%	70.8
050180xx97xxxx	下肢静脈瘤等　その他の手術（下肢静脈瘤血管内焼灼術等）	17	2.4	3.2	0.0%	63.9

　血管外科は、すべての脈管疾患を診療対象に、高いレベルの医療を安心して受けられるように努力しております。
　血管外科の入院では、①下肢リンパ浮腫対して顕微鏡下リンパ管細静脈吻合術（ＬＶＡ）を受けられた患者さん、②慢性腎不全となり透析療法の準備のための血管手術（上肢の透析内シャント設置術）を受けられた患者さん、③四肢の閉塞性動脈硬化症に対してカテーテルによる血管内治療を受けられた患者さん、④四肢の閉塞性動脈硬化症に対してカテーテルによる血管内治療を受けられた方で皮膚潰瘍等の併存症があった患者さん、⑤下肢静脈瘤に対して静脈抜去術・下肢静脈瘤血管内焼灼術・静脈瘤切除術を受けられた患者さんが、多く入院されています。
（※①の下肢リンパ浮腫対する顕微鏡下リンパ管細静脈吻合術（ＬＶＡ）につきましては、担当医の退職により現在実施しておりません。）

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	22	8.0	9.0	0.0%	70.5
080011xx99xxxx	急性膿皮症　手術なし	18	9.7	11.7	6.0%	57.8
080011xx970xxx	急性膿皮症　手術あり	-	-	18.0	-	-
-	-	-	-	-	-	-
-	-	-	-	-	-	-

　皮膚科では迅速な診断・適切な治療をモットーに、すべての皮膚疾患に対応しています。また専門外来として形成外科・フットケア・乾癬を行っています。丁寧な結果説明や他科との連携を心がけ、より専門的な治療が必要な場合には、大学などの専門施設に速やかにご紹介しております。
　皮膚科の入院では、①ウィルス感染症である帯状疱疹の患者さん、②③皮膚の重症感染症である蜂巣炎（蜂窩織炎）・丹毒の患者さんが、多く入院されています。
　＊１０症例未満は個人情報保護のため、「－」で表示しています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	87	27	29	42	-	51	1:UICC	第7版
大腸癌	43	48	71	56	-	70	2:規約	第8版
乳癌	18	18	-	-	-	16	1:UICC	第7版
肺癌	-	-	28	123	88	26	1:UICC	第7版
肝癌	-	30	21	15	-	30	2:規約	第5版

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	70	17.3	76.1
重症	21	22.3	82.2
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	222	21.9	74.2	40.0%
その他	-	-	-	-

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K1423	脊椎の後方椎体固定術	285	2.5	17.2	4.0%	70.2
K1342	椎間板ヘルニアの後方摘出術	119	1.6	8.3	3.0%	48.8
K1426	脊椎の椎弓形成術	93	2.3	16.7	16.0%	69.1
K1421	脊椎の前方椎体固定術	84	2.6	18.0	5.0%	59.7
K1425	脊椎の椎弓切除術	72	2.0	12.5	3.0%	70.0

　整形外科で多かった手術のトップ５の集計です。
　多いものから①「脊椎の後方椎体固定術」（腰部脊柱管狭窄症などに対して、脊椎の椎体を後方から固定する手術）、②「椎間板ヘルニアの後方摘出術」（椎間板ヘルニアに対して、脊椎の椎弓を一部切除しヘルニアを摘出する手術など）、③「脊椎の椎弓形成術」⑤「脊椎の椎弓切除術」（腰部脊柱管狭窄症などに対して、脊椎の椎弓を切除や形成し圧迫されていた脊髄を除圧する手術）、④「脊椎の前方椎体固定術」（頚椎症性脊髄症などに対して、頚椎の椎体を前方から固定する手術）となりました。
　整形外科では脊椎と上肢の手術に非常に力を注いでおり、多くの患者さんが手術を受けられています。

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	167	1.1	1.4	1.0%	68.6
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	88	5.5	14.6	5.0%	77.0
K6532	内視鏡的早期胃がん粘膜下層切除術	51	1.5	7.3	0.0%	74.5
K654	内視鏡的消化管止血術	47	0.5	12.7	11.0%	72.4
K6152	腹腔内の血管塞栓術（選択的動脈化学塞栓術）	44	1.2	7.8	0.0%	71.0

　消化器内科で多かった手術のトップ５の集計です。
　多いものから①「内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）」（大腸のポリープなどに対して大腸の内視鏡下に腫瘍を切除する手術）、②「内視鏡的胆道ステント留置術」（胆のうがん・胆管がん・膵がん・胆管結石などにより閉塞してしまった胆道に、内視鏡下にステントと呼ばれる金属製の筒を留置し胆道の通過性を確保する手術）、③「内視鏡的早期胃がん粘膜下層切除術」（早期の胃がんに対して胃の内視鏡下に通常よりも深い粘膜下層からがんを切除する手術）、④「内視鏡的消化管止血術」（出血している胃や十二指腸などに対し内視鏡下にクリップや焼灼により止血する手術）、⑤「腹腔内の血管塞栓術（選択的動脈化学塞栓術）」（肝がんに対して栄養を送っている腹腔内の血管を塞ぎ、がん縮小を図る手術）となりました。
　消化器内科では胃・大腸・胆道など様々な消化管への内視鏡的手術にも力を注いでいます。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6335	鼠径ヘルニア手術	100	0.5	1.8	0.0%	68.2
K672-2	腹腔鏡下の胆のう摘出術	66	2.4	4.3	0.0%	60.0
K719-3	腹腔鏡下の結腸がん切除術	60	5.1	13.6	5.0%	71.6
K718-21	腹腔鏡下の虫垂切除術	28	0.4	3.8	0.0%	41.6
K7181	開腹下の虫垂切除術	28	0.1	3.6	0.0%	23.3

　外科で多かった手術のトップ５の集計です。
　多いものから①「鼠径ヘルニア手術」（鼠径部にできたヘルニアのうを切り離し後壁を形成して再発を防ぐ手術）、②「腹腔鏡下の胆のう摘出術」（胆石性胆のう炎や胆のうポリープなどで腹腔鏡下に胆のうを摘出する手術）、③「腹腔鏡下の結腸がん切除術」（大腸がんに対して腹腔鏡下に大腸を切除する手術）、④「腹腔鏡下の虫垂切除術」（虫垂炎に対して腹腔鏡下に虫垂を切除する手術）、⑤「開腹下の虫垂切除術」（虫垂炎に対して開腹下に虫垂を切除する手術）となりました。
　外科ではこれらの他にも様々な手術を行っています。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8982	選択的帝王切開術	127	4.5	5.9	0.0%	33.4
K8981	緊急帝王切開術	106	3.6	6.3	0.0%	33.2
K893	吸引娩出術	46	1.8	5.3	0.0%	31.6
K877	子宮全摘術	35	1.1	8.0	0.0%	53.7
K9091	流産手術（妊娠１１週まで）	28	0.6	0.0	0.0%	36.3

　産婦人科で多かった手術のトップ５の集計です。
　多いものから①「選択的帝王切開術」（予め日時を決めて腹部を切開しお腹の赤ちゃんを娩出させる手術）、②「緊急帝王切開術」（分娩中に緊急事態が発生したため、急きょ腹部を切開しお腹の赤ちゃんを娩出させる手術）、③「吸引娩出術」（第２期遷延分娩や胎児仮死などに対し、急速に牽引娩出させる手術）、④「子宮全摘術」（子宮筋腫や子宮頚部異形成に対して、子宮を摘出する手術）、⑤「流産手術」（残念ながら流産となってしまった患者さんに対し、子宮収縮を促し出血を止める手術）となりました。
　産婦人科では周産期の手術とともに婦人科疾患の手術も行っています。

小児科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K9131	新生児仮死蘇生術（仮死第１度のもの）	25	0.0	16.2	8.0%	0.0
K0011	皮膚切開術（長径１０cm未満）	-	-	-	-	-
K300	鼓膜切開術	-	-	-	-	-
K7151	腸重積症整復術（開腹しないもの）	-	-	-	-	-
K9132	新生児仮死蘇生術（仮死第２度のもの）	-	-	-	-	-

　小児科で多かった手術のトップ５の集計です。
　多いものから①「新生児仮死蘇生術（仮死第１度のもの）」（新生児にみられる呼吸循環不全を主徴とする症候群を新生児仮死といい、その児を蘇生させる特別な手技。Apgar score　4～6点の重症度に相当。）、②「皮膚切開術（長径１０cm未満）」（排膿などのために皮膚を切開する手術）、③「鼓膜切開術」（中耳炎などで鼓膜を切開し排膿や排液を目的とする手術）、④「腸重積症整復術（開腹しないもの）」（小児の腸重積に対しＸ線下高圧浣腸法や空気整復法を試みる手術）、⑤「新生児仮死蘇生術（仮死第２度のもの）」（①と同様の特別な手技。①より重篤な新生児に対するもの。Apgar score　3点以下に相当。）などとなりました。
　＊１０症例未満は個人情報保護のため、「－」で表示しています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	66	0.6	8.7	3.0%	77.9
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術	26	7.3	25.5	12.0%	64.8
K1781	脳血管内手術（１箇所）	26	2.7	26.4	19.0%	56.5
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	19	0.7	35.7	32.0%	61.6
K609-2	経皮的頸動脈ステント留置術	19	5.8	8.6	5.0%	74.7

　脳神経外科で多かった手術のトップ５の集計です。
　多いものから①「慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術」（軽い外傷などによりしばらく経った後に硬膜とくも膜の間にできる血腫に対して、頭蓋骨に穴をあけ抽出し洗浄する手術）、②「頭蓋内腫瘍摘出術」（開頭して脳腫瘍を摘出する手術）、③「脳血管内手術（１箇所）」（脳動脈瘤などに対して、脳血管内に進めたカテーテルよりプラチナコイル等を脳動脈瘤内に挿入し破裂を防ぐ手術）、④脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）」（開頭して脳動脈瘤の根元の部分にクリップをかける手術）、⑤「経皮的頸動脈ステント留置術」（脳梗塞を起こす原因となる頸動脈狭窄症に対して、頸動脈内に進めたカテーテルを用いてステントと呼ばれる金属製の筒を留置し血流の改善を図る手術）となりました。
　脳神経外科では脳の血管内治療にも積極的に取り組んでいます。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5951	経皮的カテーテル心筋焼灼術	199	2.0	2.6	0.0%	66.0
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	78	2.6	2.8	0.0%	67.5
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞）	25	0.0	14.0	8.0%	67.5
K5492	経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症）	25	0.0	9.2	4.0%	71.6
K5972	ペースメーカー移植術	22	2.7	10.0	5.0%	76.6

　循環器内科で多かった手術のトップ５の集計です。
　①「経皮的カテーテル心筋焼灼術」（心房細動などに対して、心臓の各部へ到達させたカテーテルにより不整脈に関与する部位を電気で焼灼したり冷凍させることで不整脈を抑制する手術）、②「経皮的冠動脈ステント留置術（その他のもの）」・④「　〃　（不安的狭心性）」・⑤「　〃　（急性心筋梗塞）」（不安定狭心症や急性心筋梗塞などに対して、冠動脈まで進めたカテーテルを用いてバルーンと呼ばれる風船で冠動脈狭窄部の拡張を図った後、再狭窄を防ぐためステントと呼ばれる金属製の筒を留置する手術）、③「ペースメーカー移植術」（失神などの症状を伴う完全房室ブロックや洞不全症候群などに対し、心臓に電気刺激を与えて心拍動を起こさせるペースメーカーを皮下に移植する手術）となりました。
　循環器内科ではカテーテルによる血管内治療へ積極的に取り組んでいます。

腎臓内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K610-3	透析内シャント設置術	20	18.4	16.8	10.0%	68.3
K616-4	経皮的透析シャント拡張術・血栓除去術	16	16.8	12.1	12.0%	75.1
K6147	透析人工血管移植術	-	-	-	-	-
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	-	-	-	-	-
K664	胃瘻造設術	-	-	-	-	-

　腎臓内科で多かった手術のトップ５の集計です。
　多いものから①「透析内シャント設置術」、②「経皮的透析シャント拡張術・血栓除去術」、③「透析人工血管移植術」などとなりました。①②③については、腎臓内科入院中の慢性腎不全患者さんに対する血管外科の手術となります。詳しくは血管外科のコメント欄をご覧ください。
　＊１０症例未満は個人情報保護のため、「－」で表示しています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	経尿道的膀胱がん手術	96	1.8	3.6	1.0%	73.3
K768	体外衝撃波腎・尿管結石破砕術	77	0.0	1.0	0.0%	56.4
K7811	経尿道的尿路結石レーザー砕石除去術	51	1.8	2.8	0.0%	60.7
K8411	経尿道的前立腺手術	36	1.7	5.4	0.0%	72.5
K843-2	腹腔鏡下の前立腺がん手術	21	1.3	12.1	0.0%	70.1

　泌尿器科で多かった手術のトップ５の集計です。
　多いものから①「経尿道的膀胱がん手術」（膀胱がんに対して、膀胱鏡を使用し切除を行う経尿道的切除術（ＴＵＲ－ＢＴ））、②「体外衝撃波腎・尿管結石破砕術」（腎結石や尿管結石に対して、体外で発生させた強力な衝撃波を体内の結石部位に集中させ結石を破砕する手術）、③「経尿道的尿路結石レーザー砕石除去術」（腎結石や尿管結石に対して、経尿道的に尿管鏡を操作しレーザーにて砕石し除去する手術（ＴＵＬ））、④「経尿道的前立腺手術」（前立腺肥大症に対して、経尿道的内視鏡下に電気メスで前立腺を切除する手術）、⑤「腹腔鏡下の前立腺がん手術」（前立腺がんに対し後腹腔鏡下に前立腺を摘出する手術）となりました。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他）	785	0.5	1.5	0.0%	74.9
K2802	硝子体茎顕微鏡下離断術（その他）	17	1.0	5.9	0.0%	69.1
K279	硝子体切除術	-	-	-	-	-
K274	前房内異物除去術	-	-	-	-	-
K2821ｲ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（縫着レンズ）	-	-	-	-	-

　眼科で多かった手術のトップ５の集計です。
　多いものから①「水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他）」（白内障に対して、水晶体を超音波で破砕吸引し、その嚢内に眼内レンズを挿入し固定する手術）、②「硝子体茎顕微鏡下離断術（その他）」（糖尿病性網膜症などに対して、硝子体内に手術器具を挿入し、硝子体を切除する手術）などとなりました。白内障は非常に多くの患者さんが手術を受けられています。
　＊１０未満は個人情報保護のため、「－」で表示しています。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K3772	口蓋扁桃摘出術	34	1.0	6.4	0.0%	19.6
K340-5	内視鏡下副鼻腔手術３型（選択的・複数洞）	13	0.1	1.0	0.0%	48.5
K368	扁桃周囲膿瘍切開術	12	0.1	4.3	0.0%	39.7
K340-4	内視鏡下副鼻腔手術２型（単洞）	11	0.2	1.5	0.0%	43.5
K3892	声帯ポリープ切除術	-	-	-	-	-

　耳鼻咽喉科で多かった手術のトップ５の集計です。
　多いものから①「口蓋扁桃摘出術」（慢性扁桃炎などに対して、口蓋扁桃を扁桃被膜ごと前後の口蓋弓粘膜より剥離し摘出する手術）、②「内視鏡下副鼻腔手術３型（選択的・複数洞）」（慢性副鼻腔炎に対して、前・後篩骨洞、前頭洞、上顎洞、蝶形骨洞のうち２つ以上を対象に鼻内の内視鏡下のもと自然口を開大する手術）、③「扁桃周囲膿瘍切開術」（扁桃周囲の膿瘍に対し、局所麻酔下に穿刺を行い膿瘍を確認、メスで切開して十分に排膿する手術）、④「内視鏡下副鼻腔手術２型（単洞）」（比較的軽度な慢性副鼻腔炎に対して、前・後篩骨洞、前頭洞、上顎洞、蝶形骨洞のうち１つを対象に鼻内の内視鏡下のもと自然口を開大する手術）などとなりました。
　＊１０未満は個人情報保護のため、「－」で表示しています。

血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K616-4	経皮的透析シャント拡張術・血栓除去術	138	0.2	1.1	3.0%	72.6
K628	リンパ管吻合術	115	2.1	1.7	0.0%	59.6
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	73	3.3	3.8	3.0%	72.4
K610-3	透析内シャント設置術	51	0.9	1.5	4.0%	69.7
K6147	透析人工血管移植術	13	3.4	8.2	0.0%	77.1

　血管外科（リンパ浮腫部門を含む）で多かった手術のトップ５の集計です。
　多いものから①「経皮的透析シャント拡張術・血栓除去術」（慢性腎不全の患者さんが、透析療法時に必要なシャントとよばれる上肢の動脈と静脈の吻合部の狭窄や閉塞を、血管内に進めたバルーンカテーテルにより拡張させる手術）、②「リンパ管吻合術」（下肢リンパ浮腫などに対して、顕微鏡下にリンパ管と細静脈を吻合させる手術）、③「四肢の血管拡張術・血栓除去術」（下肢の閉塞性動脈硬化症などの狭窄・閉塞部に対し、血管内に進めたバルーンカテーテルにより拡張させる手術）、④「透析内シャント設置術」（慢性腎不全の患者さんが、透析療法時に必要な上肢の動脈と静脈を吻合させるシャントを作成する手術）、⑤「透析人工血管移植術」（慢性腎不全の患者さんが、透析療法時に必要な上肢の動脈と静脈を吻合させるシャントを人工血管を用いて作成する手術）となりました。
（※②の「リンパ管吻合術」（下肢リンパ浮腫などに対して、顕微鏡下にリンパ管と細静脈を吻合させる手術）につきましては、担当医の退職により現在実施しておりません。）

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	12	0.11%
180010	敗血症	異なる	13	0.11%
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	57	0.50%
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

平成29年度 埼玉県済生会川口総合 病院指標

平成29年度埼玉県済生会川口総合病院指標