希少がん、小児・AYA世代のがん、妊孕性温存療法、がんゲノム医療
当院では、地域医療機関(がんゲノム医療中核拠点病院等)と連携し、がん治療に取り組んでおります。
希少がんとは
患者数が少なく、稀ながんのことをいいます。人口10万人あたり6例未満の罹患率で、他のがんに比べて課題が大きいと定義しています。
小児・AYA世代のがんとは
小児がんは、小児がかかるさまざまながんの総称で、一般的には15歳未満に見られるがんのことです。AYA世代のがんは、Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字をとったもので、おもに15歳~39歳までの世代を指します。
妊孕性温存療法とは
抗がん剤や放射線治療などの治療により、妊孕性が失われたり、低下したりすることがあります。がん治療の前に卵子や精子、受精卵、卵巣凍結を行い、がん治療後にこれらを用いて妊娠、出産を目指すことができます。
(埼玉県がん・生殖医療ネットワーク加入)
がんゲノム医療とは
主にがんの組織を用いて、多数の遺伝子を同時に調べ、遺伝子変異を明らかにすることにより、一人ひとりの体質や病状に合わせて治療などを行う医療です。