透析センターのご案内

外来透析受付時間

週3回(4時間透析 / 1回)を基本としております。

  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
8:40~
14:20~

特長

スタッフ

医師(腎臓内科):6名
看護師(看護補助も含む):20名
臨床工学技士:9名

ベッド数:50床

当院で行っている血液浄化療法

  • 血液透析
  • 血液濾過透析
  • 血漿交換療法
  • エンドトキシン吸着療法
  • LDL吸着療法
  • 白血球除去療法
  • 腹水濾過濃縮再静注法 など

透析療法について

腎臓機能が低下し、水・尿素窒素・電解質などの体液が調整できなくなると(腎不全)、透析療法が必要になります。
透析療法では、血液を体外に取り出し、ダイアライザーという人工腎臓を使用し、半透膜を境に血液と透析液を流し、拡散の原理で体内の不要物を取り除き、きれいになった血液をふたたび体内に戻すという療法です。

透析が必要な患者さんは、長期にわたり透析を行うことにより、「どうしても合併症のリスクが高まってくるのでは…」と不安に思われている方も少なくないと思います。
透析液の清浄化は合併症発症の軽減につながります。
当院では、水質を厳しく管理することにより、日本透析医学会推奨値をクリアし、よりよい透析をご提供しています。

合併症と透析液の水質管理

最近の透析では、MIA症候群という合併症が話題になりつつあります。MIA症候群とは、

Malnutrition(栄養障害)
Inflammation(炎症)
Atherosclerosis(動脈硬化)

の3つがそれぞれ絡み合い、悪影響を起こしていると言われています。

徹底した透析液の水質管理

当院では、毎月1回透析液のエンドトキシン値を測定し、数ヶ月ごとに細菌培養し、透析液を管理しています。
当院では透析液を浄化するためにライン洗浄へ、細菌に強い過酢酸を使用し、透析機器端末にはエンドトキシンカットフィルターを使用しています。

<日本透析医学会 基準>

  生菌数
(CFU / mL)未満
エンドトキシン
(EU / mL)未満
標準透析液 100 0.05
超純水透析液 0.1 0.001
置換用透析液 10-6 0.001
(検出限界未満)
※当院では置換用透析液の水質基準を満たしています。