患者さんを中心とした医療の質の向上をめざします

放射線技術科

X線単純撮影

X(エックス)線単純撮影検査(レントゲン撮影ともいわれます)は、放射線画像診断において最も一般的な検査で、胸部集団検診などでもおなじみです。
X線単純撮影は画像診断の基本とされており、CT・MRIなど先端医療機器が普及した現在でも、その必要性は高いといわれています。
ちなみに当院は、最新型のワイヤレス・フラット・パネル・ディテクタを備えており、最大の特徴として、撮影された画像を1秒以内に確認できるので、検査をより早く安全に行えます。

X線撮影は、病気の状態や経過などを知るために、医師が必要だと判断した時に行われます。
このような検査の場合に用いるX線量は非常に少なく、度重なるX線撮影でも人体へ影響を及ぼすことはありません。
当科では、日頃より医療被ばく低減に力を入れています。DRLs 2015(国内実態調査の結果からなる診断参考レベル)と比較しても低い被ばく線量(皮膚表面線量)にて撮影しておりますので、ご安心ください。

撮影室内の様子

人体への影響について(医療被ばく)

X線撮影は、病気の状態や経過などを知るために、医師が必要だと判断した時に行われます。このような検査の場合に用いるX線量は非常に少なく、度重なるX線撮影でも人体へ影響を及ぼすことはありません。
当科では、日頃より医療被ばく低減に力を入れています。DRLs 2015(国内実態調査の結果からなる診断参考レベル)と比較しても低い被ばく線量(皮膚表面線量)にて撮影しておりますので、ご安心ください。

例)胸部X線撮影正面を想定した場合、DRLs2015との比較。標記の値は、X線発生装置KXO-80SSと最新FPDによる撮影(成人男性、胸厚20cmとした場合の換算値です)
※当科の皮膚表面線量 0.15mGy (実効線量 0.03 mSv※1
※DRLs2015の皮膚表面線量 0.3mGy
※1;実効線量とは,放射線が身体に与えるリスクを評価するための量です。表示値は,国際放射線防護委員会(ICRP 2007勧告)より出された組織荷重係数をもとに算出した換算値です。

使用装置

ワイヤレスフラットパネルシステム Canon社製 CXDIシリーズ

ワイヤレスフラットパネルシステム Fuji社製 Smartシステム